オランダのアパート　恐怖の・・・

アパート探しをしていたとき、一番最初に見に行った部屋は、2階（日本の３階）にありました。結局、この部屋が一番良かったのですが、申し込みませんでした。（後で激しく後悔・・・）

オランダのアパートには、日本のマンションのような集合住宅タイプと、オランダ式の昔は一軒家だったものを改造してアパートにしたもの、があります。

集合住宅タイプは、エレベーターもあるし設備が整っていたりしますが、家賃や管理費が高め、一方、昔の一軒家タイプのほうは、外から見るとオランダらしい風情のある家ですが、エレベーターはないし最近改装していなければとにかく古い。

私の予算内で探すとなると、ほとんどが改造タイプのアパートでした。

一番最初に見に行った物件は、まず外側に階段があり、そこを上ると共用のドアがあります。（↓別の物件の階段ですが、こんな感じ）

この外階段もけっこう急で驚いたのですが、ドアを開けるともっと

恐怖の階段が・・・

ホールにはスペースもあるのに、なぜか階段は、幅が狭くて角度が急すぎ・・しかも最初と最後はらせん階段のごとく曲がっているのです！

日本に帰ったり旅行に行ったりすることを考えれば、スーツケース必須。そのスーツケースをこの階段で持ち上げるのは大変、下ろすのはムリ。

その後いくつか物件を見ましたが、最初のものよりは幅もあって曲りも少ない階段もあったり、最上階（3階か4階）の場合、1つ下の2階か3階にプライベートのドアがあり、そこを開けるといきなり階段（この場合幅が狭い）というものもあり、いろいろな階段があることがわかりました。

一番すごかったのが、

「アクロバット階段」

そこは3階で最上階、いわゆる屋根裏部屋、最上階にも2世帯あったので、階段は最後まで共用の階段でしたが、その最後の階段の下で思わず、

「ムリ」

と言ってしまいました。

見たことないくらい急で幅も狭く、しかもまっすぐの部分がないくらい曲がっている。

両手で手すり（幸いなことにどの階段にも手すり付）をしっかり持って、自分の体を支えないと上れません。空のスーツケースですら運べません。

そこを見たあとは、一番最初の物件の階段なんてかわいいもの。

オランダの人は、デカイ人が多いのに、どうしてこんな階段を作ったのでしょうか。

（そのときは、写真を撮ることを思いつかなかったのですよねー、残念。あれほどのものに今後遭遇しないかも。）

さて、ウチの階段はというと、幅もけっこうあって、最後が少し曲がっている程度。ちゃんと重いスーツケースを持って上れました。まだ下りてませんが、たぶんそれはムリなので、グランドフロアでパッキングになると思います。