オランダでトラブル続き・・・キッチン編
オランダ日常生活のトラブルブログと化していますが、ほんとアパート探しも含めて不動産関係で苦労します。トラブルはね、良い経験になった、今後の参考になった、なんて全く思いませんよー。簡単に住まいをみつけて、トラブルなしで住めるほうが、よーっぽどいいに決まってます!
1月に10日ほど日本に一時帰国していました。今まであまり時差ボケは経験ないのですが、今回オランダに戻ってきたとき、ものすごーい時差ボケが起こりました。もうね、頭が常にグラングランしている状態で・・・
行きの飛行機では一睡もせずに映画5本見て(映画に飢えていた・・)、到着後そのまま夜まで寝ずに行動し、その後も睡眠時間1日4−5時間で走り回って重たいものを運んだりしていたので無理もないのですが。
さて、こちらに戻った翌日の夜、グラングランの状態でキッチンで洗い物をしていると、水が流れないのに気づきました・・・幻覚ではありません。
翌朝、大家さんにメール&SMSをして返事を待つことにし、とりあえず、わずかに流れているようなので流れ切ったときにパイプクリーナーを使ってみようと思いました。
顆粒状のクリーナーを持っていたので、使ってみましたが、変化はありません。
その後、液体のものを買ってきて使ってみましたが、やはり変化はありません。
そして、3日後に大家さんから返事が来て、
「その問題は、電球の交換と同じでテナントが処理するべきです」
その後の返信は、「紹介できるプラマーはいません。ドアを修理した人はシンクの修理はしていません」・・・はあ、そうですか。今までのいい加減さからも今こう言っている以上、絶対に対応しないので、自分でなんとかしないとなりません。
器用な大家(というか普通の大家?)であれば、たぶん修理に来てくれると思います。この大家は自分は器用でない、と言ってましたね。これで現在3軒、売りがでればさらに購入して、合計10軒のオーナーになりたい、と言ってるのですけど、今後もトラブルは出てくるでしょうし、どうするんでしょうね。以前内覧した物件で、そこに住んでいた人が、大家さんめっちゃいい人よー、朝(その人の間違いで)窓が閉まらなくなったとき、すぐに来て直してくれたのよー。・・・次はこういう大家さんに当たりたいものです。
地元のコミュニティに投稿して、プラマーを紹介してと聞いてみたところ、まず一晩置くタイプのクリーナーかワイヤーを使ってみて!、プラマー頼むと€100−150かかるよ、と教えてくれた方がいました。だいたいの料金が分かってよかったです。
ワイヤーも考えてみたのですが、入り口が入り組んでいて、通りそうにありません。既に全く流れない状態になったので、これ以上パイプクリーナーを使うこともできなくなりました。
もうプラマーを探すしかないので、インターネットで探すと同時に、南米人のCさんが知っているプラマーについて聞いてみました。そのプラマーさんは英語が話せない(Cさんもオランダ語を話せないので、呼んだときは近所のママ友に通訳をお願いしたそうです)と聞いていたけど、状態をみればなんとかなるだろうと思いました。
インターネット検索のほうから返信が来ましたが、料金については、どこが詰まっているかによるので始めてみないと分からないとのこと。
Cさんが、その会社のホームページを送ってくれたので、フォームから詳細を送信し、その後電話してみました。
受付の人はとても流暢な英語で対応してくれ、キッチンの詰まりの修理はやっていないが、他の会社を紹介する、とのことでした。
その後、その紹介先の会社から電話がありました。料金は30分以内に終われば€100(+VAT)、機械を使った場合は+€20、キッチンの詰まりなら、€100−200が目安、とのことでした。
とりあえず、その辺が相場のようなので、この会社にお願いすることにして、翌日の予約を取りました。予約状況によっては、当日OKの場合もあるとのことです。
ひたすら30分以内に終わることを願って・・・
そして翌日、8時30分から10時までの指定時間で、ちゃんと9時過ぎに2m以上ありそうなオジさんがやってきました。英語でも大丈夫でした。
状態を見てから、一旦車に戻り、機械とラバーカップ(いわゆる、すっぽん)を持ってきました。
そして、ラバーカップを使ってガンガン吸引を始めました!(えっ、ほんとにこれで流れるんかいな・・・?)
しかーし、何度も吸引した結果、なんと水が流れるではありませんか!
その後、(貴重なタンク式の)お湯をガンガン流し込み、これでOKだよ〜、と。
どうして突然詰まったのか聞いてみたところ、原因は、
grease(グリース)=油脂
だそうです。
えーっと、私、料理にあまり油を使わないのですけど?
グリースは、手にもついているし、洗剤にもちょっと入っているし、そういったのがたまって詰まる、のだそうです。
(後で、日本語で検索してみたところ、日本でもこれが原因で詰まることがあるみたいですね。知らなかったです)
ちなみに、パイプクリーナーについては、絶対に使うな、とのことです。これは、以前のプラマーさんにも、強力なケミカルで人体によくないから使うな、と言われました。(そりゃできれば使いたくないのですけど、オランダの人ってシャワーの排水の流れの悪さに無頓着な人が多いみたいで、初めて使う前にこれをしておかないと、めっちゃ流れないのですよね・・・)
とにかく、ちゃんと流れているようでも、古い配管にはたぶん既に硬水からのライムやら長年の蓄積がありそうなので、なるべくゴミを流さないようにして、詰まりそうになったら、早めにすっぽんを使うのがよさそうですね。
結局、機械も使わず15分くらいで終わったので、VAT込みで€110を現金で支払いました。PIN(銀行デビット払い)でも対応していると思います。30分の後は、15分毎に料金が加算されます。
何の関係もありませんが、夏の青空とデルフトの新教会ですー
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Comment
水の問題は、やはりお酢&重曹ですね。月一で掃除すると効果ありますよ。
いちごさま
ブログのご訪問と貴重なコメントありがとうございます。
そうでした、お酢&重曹!
洗濯や掃除には使っていますが、排水口にも効果ありそうですね。
早速やってみます。
はじめまして。
デルフトの青空、ほんとうに美しいですね。
水回り系トラブル、今回も大変でしたね。
mioさん自腹で解決!最小限出費でよかったですね。しかし大家さん無責任( ̄^ ̄)
“油脂”が固まらないようにお湯をこまめに流すしかないですね。
ではまたおじゃまします。
林檎パイさま、ブログのご訪問とコメントありがとうございます!
夏も雨が降ったりやんだりですが、晴れたときの青空には心が洗われる想いがします。
この美しい青空がいつまでもここに存在するように願ってやみません。
油脂にはお湯を流すのですね!なるほど、そうですよね。(気づきませんでした・・)
今後は予防できそうです。ありがとうございます!
え~!またまた水回りのトラブル”(-“”-)”
以後、平穏な日々が続くよう祈っています。
目の覚めるような青空と教会、キレイ!!
そうなんよ〜
まあ今回はシャワーが使えなかった後なので、それよりもマシでしたが。
夏の青空はほんとうにキレイ!
あの深い青には心が洗われる想いがします。