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ナイトメア・クリスマス <オランダで2回目のボイラー交換 その後>

年明け早々なのに、明るい話題でなくてすみません!しかも長文の続きです。

タブレットからの転送がうまくできず、写真はなくて文字のみです→1枚追加しました)

アンラッキーなタイミングでした。。。前回分も合わせてまとめると、

12月21日早朝 部屋の電源が切れていることから、ボイラーが稼働していないことに気づく。

朝5時ころ、契約電気会社Enecoの24時間受付電話番号にかけるが、緊急とはセントラルヒーティングのことであって、ボイラーについては朝8時以降に受付。

朝8時過ぎ、再びEnecoに電話。翌日22日午前中にエンジニアを派遣する、と言うが、私はクリスマスの連休(25,26日は祝日)を恐れていたので、今日中にお願いと言うも、fully booked、で却下。

22日午前 エンジニア到着。速攻でボイラーが完全に壊れているので新品に交換する。来週は祝日なので、なんとか今日中に交換してほしいと頼み、エンジニアからオフィスに電話して聞いてみてもらうが、fully booked、で却下。休暇明けの27日午前中に予約。

午後、大家から連絡があり、明日見にくる、と。

23日午前、大家さんがボーイフレンドと一緒に来ました。(ちなみに大家さんは男性です)メキシコからの帰国便が26時間遅延したそうで、見るからに疲れていました。

メールで説明はしたけど、ボイラーと玄関ドアについて再度説明。

Enecoの対応について、ひどいと怒っていました!土曜も受け付けず、休暇明けなんて酷すぎる、と。

あらま、怒る反応とはちょっと意外でしたー

大家さんはウチも含めて3軒同じ建物内で賃貸に出しています。以前、他に売り物件が出れば購入したいと言っていました。なので、改装中などでまだ入居していない物件があれば、シャワーだけ使わせてもらおうかと考えていました。

<私はなにがあっても毎日シャワーをしたい体質なのですが、今まで(お湯のトラブルの多いイギリスなど)どこにいてもラッキーなことに毎日お湯が使えていました。最後にインフルエンザにかかったのが15年位前です。高熱でフラフラでしたが、1日おきに熱が少し下がるタイミングを見計らってシャワーしていたくらいです。

しかし、オランダに来るなり、前のアパートではシャワールームからの水漏れ(ボイラーを交換した時はその日にやってくれました)、そして今回はボイラーの完全な故障・・・>

私がその話を切り出す前に、大家さんから、同じ建物内の他のテナントで休暇中の一時帰国をしている人がいるから、そこのシャワーを使っていいか聞いてみる、と言いだしました。

・・・・・いや、すでに入居している方のシャワーを使わせてもらうのはちょっと、さすがに気が引けますが、えーっと、大家さん、ワタシさすがに気が引けます・・・

「とーっても良い子たち(カップル)だから大丈夫!でも許可がいるからね、電話する」

「あと、スペアキーがあるどうか探してみないとならないけどー、時々持ってないことがあるから」

??えっと、あなた大家よね・・・

それから、目の前で電話して事情を説明し、今からFacetime(スカイプみたいなもの)からもう一度かけるから、直接本人と話してみてー。

とても感じのいい若い女の子が画面の向こうにいました。軽く自己紹介をして、えーっと、他にはえーっと、と言ってたら、笑顔で、

OK, Fine. You can use it.

ボーイフレンドとは別行動をしているらしいですが、彼の許可は取らなくていいみたいです。

こういう文化って、まあフラットシェアに慣れてる文化ってこともあるけど、すごいと思いました。

不在時に見ず知らずの他人にいきなりシャワー使わせてと言われて、顔見てちょっと話してOK、だったわけで。

そして、鍵(苦笑

車から持ってきたビニール袋いっぱいの鍵は全て合わず、家に帰って探す、と。はい、想定内です。

アパート探しをしていたときに、不動産屋経由の物件だったけど、大家が鍵を持って直接来たときがありました。その時も鍵がない、と言って取りに帰ってました。でもこの時の大家はたっくさんの物件を持っている人で、今の大家は3軒なんですけど・・・

さあどうするか、とりあえず一番近いホテルは時期的にも空きがあることを確認、鍵がなければ交渉(泊まらないから割引して)しに行くか。

CさんもAさんもデンハーグ近郊に住んでいるし、どちらも気軽に使わせてくれることは分かっています。でも、やはり気がひける・・・それに、Aさんは部屋が空いているからいつでも引っ越してきていいのよ、と何度も言ってくださいます。とてもありがたいのですが、やはり自分の場所がほしいのですよね。

と思っていたら、夕方大家さんからSMSがきて、鍵を見つけたと思う、今からチェックする、と。

その2時間後位に、大家さんが玄関に現れて、鍵が合った!

思わず、Super!

そのまま鍵を渡して帰ろうと思っていたようですが、私は鍵がいつも問題だから、今から一緒に行って鍵を開けてみたい、と。

一緒に行ってよかったです。はい、やはり苦労しました。

その後、準備して、再びそのアパートに行ったものの、忘れ物して取りに帰ろうとしたら、内側から鍵は回せるけど、レバーのロックが開かない・・・

あーさっき、大家さんが開けて、ここは練習しなかったよ。

時差ぼけがきついと言っていたから、悪かったけど、電話したら出てくれました。

内側から開けれない、このレバーどうすれば・・・?

さっき練習したよね?

いや内側からはしてないのよー

左から右に引っ張ってー

えーん、開かない

もう寝てるんだけど・・・

ごめんなさい、ごめんなさい、うーん・・・(ぱちっ)開いた!!

あ、こうなっているのね(その後また開けるのに苦労したが)、ほんとごめんなさい、ありがとう、おやすみなさい

No Problem! (と思っていなくても、口では言うとよくわかった瞬間でした)

そして、無事にシャワーをお借りできました。

その後、27日に無事新しいボイラーが設置されました。夜間に沸かすシステムなので、その日は使えなかったのですけどね。

ちなみにEnecoのエンジニアは3人とも英語がほとんどできませんでした。もしかしたら地域的なこともあるかもしれません。

デンハーグではEnecoには会ったことないですが、他のプラマー、コンストラクター、ガスボイラーのメンテナンス関係、すべて英語でコミュニケーションがとれました。いつものプラマー&コンストラクターには、いっつもボクは英語ができない、と言われてたのですが、必要な説明はぜんぜんノープロブレムでしたよ!

(もういい加減長いのですが、このままいきますー)

そして、開かないドア・・・

すでにクリスマスの予定はキャンセルしていたのですが、外出しにくいのは困ります。シャワーをするにも玄関ドアを開けなくてはなりません。

大家さんいわく、今年中に建物内のすべてのアパートの玄関ドアを取り替える予定だが、それまでに見てもらうようにする、と。(できるだけ早くしてくださいよー)

25日夜、シャワーを借りて帰ってきたとき、鍵を開けても、ドアが動かない、中に押しても開かない・・・・・やめて〜〜

両隣はボーイズと聞いていますが(まだ会ったことない)、とっても静かで人の気配はありません。

こんな日にこんな時間に外を歩いている人もいません。はあ困った・・・

20分くらいなんとか開けようとしていましたが、ビクともせず。

その時、すぐ外で背の高い男性が自転車から降りてきました!!(私は1階に住んでいます)

あのー、すみませんが、ちょっとドアが開かなくて・・・見てもらってもいいですか?

同じマンション内に住んでいるとのことで、笑顔で快諾してくださり、正面玄関から来てくださいました。

その男性が押したらドアは開いたのですが、なんで??

「どの位ここにいたの?とても寒かったでしょう」

あー優しいお言葉!ありがとうございました。

そして、翌朝一番に大家さんにこの件をメールし、

私は玄関ドアが修理されるまで、部屋から出ないと決心しました

その日の夕方返事がきて、1月1日まで担当者が休暇中でそれ以降になる、マンションの管理会社にも連絡をとってみている、と。

その後、なぜか時々けっこう簡単に開いたりするようにもなったので、ビビりながら最低限の買い物には出ていたのですがね。

そして、本日2日、アポイントもなく(これはオランダでは珍しいです)いきなりインターフォンが鳴り、ドアの修理人さんが来ました。

また英語できない人でしたが、身振り手振りで状況を説明しました。

大家さんからの情報は伝わっていません、想定内です。この国では情報は伝わりません、同じことを何度も説明する運命です、電話でもそうです。

ちょっと待って、同僚に電話するから(英語のcolleagueと発音が似ていたので想像、オランダ語の英語Engelsと言っていたので通訳を頼んだと理解)

電話を渡されたので、再度(もう最後にしてー)説明をしたところ、状況がよく分かってクリアになりました、と。ホッ

人のよさそうなおっちゃんは、あちこちチェックをして、鍵の付いている部分が擦れているのを発見。ここを削ります、と。

こうなっていたら要注意です!

そして、ドアが開かなくなるのは、外と内の気温差があるから、だそうです。

はあ?私は聞いたことないです・・・

そういえば、急に開きにくくなったのは、ちょうど寒波が来た後でした。

前のアパートはここよりも50年以上古かったですが、そんな事態にはなっていません。

他の人はどうやって開けているのでしょうか??

まあとにかく、おっちゃんはその部分を削り、緩んだネジを上からハンマーでたたき、ちゃんと開くことを外からも内からも確認し、私も練習しました。

その後、削りかすを掃除して(私が後からするからしなくてよい、と言ったのですが、理解してなかったかも)、削った部分にペンキを塗って帰っていきました。

ボイラーですが、Enecoに電話したとき、メンテナンスのシステムはないのかと聞いてみました。私のアパートに付いているボイラーには無いそうです。このときに説明してくれたお姉さんはその単語の説明を英語で出来ず、私もどういう契約なのか理解できていません。まあ今新品だし、長く住む予定もないので、このままにしておきます。

リース契約の電気ボイラーにメンテナンスがついていないものもある=故障するまで放置

古い玄関ドアは寒い時期に開かなくなることがある

皆さん、お気をつけてください。

ここまでお付き合いくださってありがとうございました。

2018/01/03 00:05

Comment

  1. 星の砂 より:

    あけましておめでとうございます。
    わー、これはひどい。鍵と水のトラブルはやり取りだけで疲れますよね。
    無事に直って本当に良かったですね。
    てか、寒いと開かないって!
    もう壊れませんように。
    今年もブログたのしみにしてますね。

    • mio より:

      いやもうほんとに、タイミングもよくなかったのですけどね。
      鍵は珍しくスムーズに開けれていたのだけど、玄関ドアそのものが経年劣化と気温差?で不具合を起こしたのです。
      でも、ドアが開くようになったら、鍵を開けるときにちょっとコツが要るようになりましたわ・・・トホホ

      今年もよろしくお願いしますねー

  2. みおなちゃん より:

    新年あけましておめでとうございます。
    ハラハラしますや~ん”(-“”-)”しっかり頼みますよ、みなさん!!
    とりあえず温水シャワーと鍵が直ってよかったです。
    それでは今年もよろしくお願いします!(^^)!

    • mio より:

      こちらこそよろしくお願いします!
      ほんま、まあ次から次へと・・・2年半でボイラー交換2回って・・・
      古い玄関ドアもそれなりに直せるんだねえ、と変なところで感心してしまったわ。

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  • 2015年6月に関西からオランダに引っ越してきました。以前にイギリスに住んでいた経験もあり、ヨーロッパには慣れているつもりでしたが、今オランダでは新たな発見の毎日です!私の感じたこと、経験したことをつづっています。これからオランダを訪れる人たちの参考になればと思っています。
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